暖簾の向こうのドアを開けると、カウンターテーブルの小さなお店。でも、そこはお店というよりも、どこか祖母の部屋を思い出すような雰囲気。
ここ数年、桃の節句あたりに「小多福」におはぎを買いに京都に出掛ける
ちょうど、安井金毘羅宮の裏手にあるので、新学期へ向けてのご縁参りの後に伺う。
おばあちゃんは朝早くから一人でおはぎを作っているらしい。注文すると、カウンターの奥からおはぎの入ったトレーを持ってやって来てくれた。すべての種類を1つづつ注文する。シンプルだけど、包み紙もかわいい。
小ぶりのおはぎだけど、カラフルなおはぎの入った箱は玉手箱のよう。古代米のおはぎは少し塩味でお気に入りだ。
お品書きも入っている。
この店は私にとってはどこかパワースポットのような場所。今年も小さく多く福がやってきますように。。