今週のお題「雪」で思い出すことは、4年前の京都でのお正月。
この年、関西では元旦から雪が降り、積ってもすぐに溶けていたので、かなり油断していたと思う。
翌日、京都に行くと、歩けば顔に何かが突き刺さるよう寒さだった。今、考えると、おそらく、ここ数年で1番寒かったんじゃないかな。でも、あの時はパラパラと降る雪を見ても「また雪が降るのかな?」と軽く考えていた。
しかし、親戚の新年会を終え、外に出ると京都市役所前の景色が変わっていた。
一面が真っ白になっていた。
この時、頭も真っ白になっていたと思う。車でやってきていた私達は、もちろんチェーンなんてものはない。
「家に帰れるのかな。。。」
と思いつつ、轍の無い道路を走ることがこんなにも怖いことだと初めて実感する。京都タワーもぼやけて見える。
ブレーキも踏めない、視界も悪い、車内は子ども達が当時好きだった「アナと雪の女王」のサントラが流れ続ける。
怖い。怖い。怖い。
帰宅に普段の倍以上の時間がかかり、大人は帰るまで気が張っていけど、子ども達はこの状況でも爆睡していた。
普段、雪に慣れない私が、雪の日、車での外出には気をつけないといけないと思うようになった出来ごとなった。